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山形大学アントレプレナーシップ開発センターがスタート ~起業家精神を持つ人材の育成、企業や地域の事業化支援を担う新拠点~

掲載日:2022.04.07

本件のポイント

アントレプレナーシップの教育風景
2019年度EDGE-NEXTプログラムからの画像
アントレプレナーシップの教育風景
2019年度EDGE-NEXTプログラムから

  • 2021年度まで5年間実施した文部科学省・次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)の成果を引き継ぎ、人材育成と地域貢献を担う拠点になる。
  • 本学の学生に加えて、中高生、他大学生、社会人(企業・団体)と対象を拡大、海外著名大学のビジネススクール連携など独自プログラムを構築している。
  • ポストコロナの新時代、自ら課題を捉え、周囲のリソースや環境の制限を越えて行動して新たな価値を生み出す「アントレプレナーシップ」の醸成が必要不可欠であり、想定される教育ニーズ拡大に対して確実に応えていく。

概要

 山形大学は、アントレプレナーシップ教育を進めるための全学的機能を有する組織として「アントレプレナーシップ開発センター」を4月1日付けで山形大学小白川キャンパス内に設立しました。小野寺忠司センター長が事業統括責任者として、これまで5年間の文部科学省の「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」で培ってきた経験と実績をもとに本格的に事業を推進していきます。センターの場所は、山形大学小白川キャンパス、人文社会科学部3号館8階になります。
 ここでは、質の高いプログラムを継続的に提供するために、国内外における組織的(他大学・コロンビア大学、山形県など)・人的(実務家教職員、客員教授、リエゾンアドバイザーなど)なネットワークの充実を図ります。加えて、本学の教育カリキュラムでの単位化の検討、学部との連携(協力教員の配置等)も進めていきます。
 今回の体制整備を通じ、アントレプレナーシップ教育機能の充実および地域におけるアントレプレナーシップ醸成のハブ機能の強化を図り、地方国立大学を代表するアントレプレーシップの教育研究やスタートアップ創出支援の拠点を目指していく構想であり、今回のセンター設置はその第一歩になります。具体的な教育プログラムとしては、山形大学人材育成プログラム「 i-HOPE(イノベーション人材育成)(注)」として実施していきます。
 新しいセンターへの引き続きのご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

詳しくはこちら(プレスリリース)をご覧ください。

「i-Hope」プログラム

 主要なプログラムとして、新規事業創出イノベーションプログラム、リーンマネジメント推進リーダー育成コース、IT人材育成プログラムを順番に実施していきます。
 新規事業創出イノベーションプログラムは、5月14日から実施していく予定です。

山形大学EDGE-NEXTアントレプレナーシップ人材育成プログラム

 山形大学国際事業化研究センターでは、2017年度から5年間、 文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」の採択を受けて、アントレプレナーシップ教育を本格的に実施しました。
 高評価を受けた点では、本学が主導して企画運営を行う起業家育成プログラムであること、中高生・大学生から社会人まで一気通貫したプログラムの提供で、自らイノベーションを起こして地域創生を体現する人材を育成している点です。更に、2020年度からは、アメリカ・コロンビア大学ビジネススクールとの有機的な連携も実現して、 グローバル視点での教育についても 更に強化されました。(起業家育成プログラム・プレミアムコースとして実施)

山形大学アントレプレナーシップ開発センターの活動発信

今後、センターの活動については、アントレプレナーシップ創出センターのWEBなどで継続的に発信をして 参りますので、これからも注目して頂きたいと思います。

☆「山形大学アントレプレナーシップ開発センター専用WEBページ」

(注) i-HOPE: Development of Innovative Human resource toward Outcome the Program for Entrepreneurship)

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